☆4なのにアリーナ採用!? 『ニア』とは
2019.9.5のアップデートで助力者『イェラ』が実装され、15凸となった『ニア』。

2019.9.7現在のアリーナ上位100名を見ると、その採用率は31%と、☆4にしては驚異的。
どうしてこんなに採用されているのか。
順番に確認していきます!
ステータス

ステータスは平々凡々ですね。
まあ、☆4ですから、こんなものでしょう。
スキル1 『4連撃』

ニアといえばこれ。4連撃。
連撃系では現状最大回数の4回になります。
攻撃力が50%減なので、実質、攻撃力の2倍の数値がダメージとなります。
ルシウスメタとして非常に優秀です。
ルシウスは無凸でも最低限の活躍をするので、4連撃あれば、デスガードのほとんどを削りきることができます。
(ルシウスの採用率:上位100名においては採用率90%)
スキル2 『失血Ⅱ』


第2スキル『失血Ⅱ』は、二つのスキルで構成されています。
『失血Ⅱ』と『究極の一撃』の両方とも、クリティカル発生時のみの発動となります。
『失血Ⅱ』は防御型特攻のスキルで、3倍のダメージを6ターンにわたって与えます。
デバフ免疫、持続ダメ免疫等には通用しませんが、ルシウスやセシリア、カオリなどはどちらも持っていないため、有効となります。
(ただし、ミカエラのバフがかかっているとダメですが……)
『失血Ⅱ』は重複適用可能なので、クリティカル率100%だった場合、防御型には
毎ターン攻撃力×180%のダメージが入ることになります。
6ターンの合計では、なんと1,080%です!
『究極の一撃』もクリティカル確率100%なら4回発生します。
スキル3 『機敏特性(永続)Ⅱ』
自身の敏捷を参照してクリティカル確率を上昇させ、クリダメを65%上昇させます。
☆6ルーンの追加オプションで敏捷は8%×2上がりますので、最大敏捷が36%。
よって、このスキルによるクリティカル確率上昇値は最大45%となります。
覚醒スキル 『敏捷力上昇Ⅱ』

基本攻撃後発動。
☆6ルーン敏捷オプションをつければ、敏捷力100%となり、かすり確定となります。
ただ、攻撃型なので、敏捷が100%だろうが、被ダメ軽減が35%ついていようが、
相手のアタッカーにはワンパンされますね……。
おまけスキルみたいなものです。
(ちなみに、『機敏特性(永続)Ⅱ』が参照する 敏捷力は戦闘開始時のものなので、このスキルとのシナジーはありません)
実際にどのくらいの火力が出るのか?
採用率の高いミカエラ、ステラのバフがかかってる前提で計算してみます。
ステラがいるので、ルーンは怒涛×2(合算で250%)とします。
すると、戦闘時のステータスは以下のとおり。
傭兵名 | ニア(戦闘開始時) | ニア(2バフ時) |
攻撃力 | 578 | 3,116 |
HP | 2,470 | 2,470 |
防御力 | 5% | 15% |
クリ率 | 55% | 100% |
クリダメ | 365% | 488.63% |
敏捷 | 36% | 46% |
(怒涛ルーン(125%程度)×2、敏捷オプション8%×2で計算)
ミカエラ、ステラのバフをかけると、上記のようになります。
ダメージ計算をすると、
通常攻撃:3,166×4×(1+4.8863)≒76,899
究極の一撃:3,166×1/2×4× (1+4.8863) ≒38,499
合わせると、大体115,349。
え、これ計算間違ってますか……?
到底☆4の火力じゃないと思うんですが……。
更に、『失血Ⅱ』のダメージが以下のとおりです。
防御型以外:2,795×6ターン=16,770
防 御 型:8,385×6ターン=50,310
相手の防御力、被ダメ軽減をもろに受けるとはいえ、この火力は恐ろしいですね……。
採用率が高いのも頷けます。
対〇〇で考えるニアの運用
ルーンなどにも影響されるので、計算はざっくり行います(100未満切捨)
対セシリア
ステータスは以下のとおりとして勘案。
傭兵名 | セシリア |
HP | 13,500 |
防御 | 45% |
(血気・鉄壁ルーン装着)
ニアの4連撃を受ける際、セシリアは『範囲制限(永続)Ⅱ』により、その都度被ダメ×50%回復するので、それを踏まえて計算すると、
通常ダメ1回につき、18,600×0.55×0.4≒4,000。
追加ダメはこの半分2,000。
セシリアはその都度半分回復するので、実際に通るダメージはこの半分。
なので、ざっくり合算して12,000くらい。
ぎりぎり倒しきれませんね……。
このあと、セシリアは回復バリアで毎ターン800程度回復します。
一方、ニアの『失血Ⅱ』は913程度。
(8,300×0.55×0.4×1/2)
1ターンあたり100強くらいのダメージですね。
ざっくりの計算ですが、これでおおよそトントンくらい。
なので、怒涛ルーンUR×2で、300%クリダメを乗せてれば、
ニアでもセシリアを抜けるのかもしれません。
ただ、そのハードルは高いですが……。
対カオリ
ステータスは以下のとおりで勘案。
傭兵名 | カオリ |
HP | 60,000 |
防御力 | 10% |
(血気ルーン×2装着)
カオリは、永続の回復と被ダメ35%即時回復、基本攻撃後に被ダメ軽減65%があります。
基本攻撃前であれば、
ニアの攻撃の90%がダメージとなるので、
10万近いダメージを入れることができます。
つまり、カオリは確殺できる。
しかし、基本攻撃後となると、追加攻撃を合わせても、36,000程度のダメージしか入りません。
その後、『失血Ⅱ』で毎ターン2,600程度のダメージが入りますが、カオリは4,800程度回復しますので、実質無効化されます。
ニアと同じく15凸になったカオリですが、やはり☆5だけのことはあって、一筋縄ではいきませんね……。
まとめ
15凸になり、強化キャラの仲間入りをしたニア。
今度は、☆5のウィルヘルミナとの比較ができればいいなと思います。
今後の採用率はどうなるかわかりませんが、現状は積極的に採用してもいいかもしれませんね!