セールをやっていたので購入した作品。
簡単に調べてみましたが、原作はラノベなのですね。
というか、今クールからアニメが始まってる!
ちょいちょい作画が気になるところがありますが、非常に面白そうです!
以下、読んでみた感想です。
おおまかなあらすじ
暗殺などを請け負う闇の騎兵団(ギルド)に所属する主人公クーファは、「無能才女」と呼ばれる少女 ――メリダ=アンジェル の家庭教師をやることに。
メリダは三大騎士公爵家の一つであるアンジェル家の娘にも関わらず、いくつになっても《マナ》に目覚めることがなかった。貴族とは《マナ》が扱える者を指し、そして、貴族の子供は必ず《マナ》を扱える。
メリダは疑われる。
当主の実子でなく、母の不貞の結果生まれた、貴族の血をひかない子供なのではないか、と。
クーフェに課された任務は二つ。
一つは、メリダを教育し、アンジェル家にふさわしい騎士へ育て上げること。
そしてもう一つは、メリダがアンジェル家の正当な血筋ではないと確信できた場合、汚点となるであろう彼女の存在を跡形も残さず消すことだった――。
感想1:愚直で可愛いヒロイン!
ヒロインのメリダは、《マナ》が使えないという理由で、学校の友人たちの嘲笑の的となっております。
それでもめげず、騎兵団の最高峰である聖徒親衛隊を目指し、愚直に努力する姿勢。
それであっても、やはり一人の少女、感情を人にぶつけたり、涙したりすることもあります。
そういった人間味あふれるヒロインの設定が、この作品の魅力であり、根幹となっているような気がしました。
感想2:いじわる同級生のキャラが最高
メリダを虐げる筆頭であるネルヴァというキャラクターが存在します。
非常に露悪的で、ことあるごとに周囲の人間を扇動してメリダを嗤っています。
いやいや、いいですよね、こういうキャラ笑。
こういった、表面的に分かりやすい悪役っていうのは、展開次第で更に魅力を出していくことが多いので、これからのネルヴァの活躍? が楽しみです笑
果たして、ネルヴァは今後、改心するのか、闇落ちするのか……。
感想3:暗殺者の慈悲(アサシンズプライド)
さっそく、タイトルの単語が出てきました。
暗殺者の慈悲と書いて、アサシンズプライドのようです。
いいネーミングセンスですね、これ!
ラノベ界隈だと、同じルビで字を変えたりすることが多いと思うのですが、この作品はどうなのでしょうか。
個人的には、この先、主人公と同じような暗殺者は複数出てくることでしょうから、それぞれがまた別の、「暗殺者の〇〇」という表現を使ってくれると胸熱だなぁ! と思いました。
あくまで、僕個人の感覚ですけどね!
感想まとめ
1巻は非常に楽しく読めました。
ラノベ原作なのですが、マンガの絵とキャラクターがマッチしていて、マンガとして非常に完成しているなぁ! と思いました。
(結構、ラノベ原作だと、絵が話から浮いていたり、その逆もあったりするので……)
クーフェがメリダに傾倒し、自身の《マナ》を彼女に分け与え、彼女がそれを自分のものにするところで1巻は終わりました。
すでに二巻の内容が楽しみで仕方ありません。
依頼主の意向に背き、自身の命すら危ぶまれる状況に陥ることになってしまってもなお、メリダのために行動することを決めたクーフェ。
この先、二人はどうなっていくのでしょうか……。
アニメが始まっているようですが、dアニメにないんですよね……。
配信が始まるまでの間はマンガ版を読んで、はまったら原作に手を出してみたいです。